竿は色々使いますが最近メインで使用するのは「ダイワ」社製
[ OLEGA 剛徹  4-53 ]で落ち着いています…以外ですと「がまかつ」社製 [ VR 4-53B ]
なども使っております、そしてリ〜ルですが、「シマノ」社製 [ カルカッタISO-700 ]や
「ABU」社製 [ ambassadeur 7500 C3 ]をよく使います
敢えていじってる所と言えばハンドルを交換し中のグリス抜き、ブレ〜キ抜き位で
それほど極端な改造はしていません、まぁ最低限の改良ってとこです。

 
そして肝心なカゴですが、様々な改良を施し現在ではこんな形状に落ち着きました。
このカゴについて少し補足説明が長くなりますが、私のカゴ釣りの"師匠"でもある
東京、町田市在住の「A氏」が初めてこの原型となるカゴを数年前、八丈に持ち込みまさに…「一人爆釣」!
その後、八丈で一大ブ〜ムとなった訳ですが、このカゴの性能ついてはまず
着水と同時にフタのロックが外れそのまま水圧に押されながらフタを閉じた状態で目標の棚に
沈下しウキ止の部分で止まった時にパカンとフタが開き中に詰まっているオキアミと刺し餌が
バサッと出るすぐれ物なんですね〜♪ そのカゴに私はクッションゴムを2本使用し
天秤の代用にしてる訳です…原型はステンレスの天秤を付けていたんですが
ハリス絡みが多くこの最終形になったんです。今では結構色んなとこでこのカゴを発売してたり
しますけど、このカゴの「命」とも言える"フタ"の重さ・材質等は意外と無視されがちなんですよね
この写真では解り辛いかと思いますが右のカゴは最高形で左は駄作なんです
違い解ります? フタも違えばカゴのメも違う…たったこれだけで全然違ってしまうんです!
沈み具合・沈下速度・強度・絡み具合…何もかも違ってしまうんです。奥が深いでしょぉ〜!

更にこのカゴを使用した釣りはある"コツ"があって文字では説明出来無いんですけど
慣れないと使いこなせないカゴなんです、八丈島の堤防等でこのカゴに"似た"物を
使ってる方も多いんですが、やはり気付いて無い方も多く如何に早く慣れるかによって
格段に釣果が違って来てしまうんですよね…

 
これは7500 C3以外でカゴに使用するリ〜ル君達です
いやぁ…年季入ってますな自分で言うのも何ですけど(爆) 左は6500…もうこりゃ手放せません
この右の7000Cも同様ですけど、直して直して直して使ってる愛すべきリ〜ルなんですよね
車と似た部分がありまして、この手の物って使いこなせばそれだけ自分の手に馴染むんですよ
新しい物って確かに性能も格段にアップしてたり軽かったりと良い事づくしなんですけど
古い物にはそれなりに使い込んだ味があるんです…新品じゃこうもすんなり思うままに回転
してくれませんし飛距離も出ませんしね。決して高価な物はないんですが
私にとっては最高に頼りになるの釣りの友です♪

 

写真左は先程のステンレス製カゴを使わない時に使用する手漉きカゴと反転カゴ+特注している
クッションゴムです。手漉きカゴは島の人に頼んだり自作したりしてます
軸になる部分の太さが肝心で細いテグスで作成してるとウスバハギに一発で喰いちぎられます
ですからこんなに太く写ってるんですよ!
写真右はカゴ釣りをする時に普段使うウキです。
材質は発泡ウキで自重の無いものを私は使用しています…ステンカゴには10〜12号
手漉きカゴには5〜6号程度の発泡ウキがBESTじゃないでしょうか♪



で、これから紹介するのは八丈島でヒラマサが浮いた時に使う仕掛けです。

通常、この様な仕掛けがカゴ釣りでは一般なんですが、これはある程度の
タナを取ったり、潮に乗せたりして流す時はこれで良いんですが
ヒラマサが浮いて見える様な時にはタナは「0(ゼロ)」で良いので以下の形になります。

 
写真左の形が個人的には望ましいのですが、そうする為にまず
写真右の様に発泡ウキを加工する必要があります。
右写真中央が本来のウキで下の穴を少々改良→写真右端の様にゴム管を接着し
サルカンを写真の様にしっかり接着して出来上がり。

 
投げる時は写真左の様にゴム管をサルカンの頭にかぶせます。
ウキ止め無しのフリ〜なんでここをしっかり嵌めておかないと着水時にカゴから
先の仕掛けが沈んで行ってしまいますよね♪
いざ、魚が掛かって引っ張った時にこの嵌めてた部分が抜け完全フリ〜になる訳です。
こうする事により水中でのウキやカゴの抵抗が激減します。
これで魚とのやり取りも変な抵抗を受けずにハリ+ハリス+クッションゴム+道糸だけになります。
協力:八丈島「宝亭」 / 町田・赤久保氏







   
写真左な私のLure Rod : SMITH/BLOW SHOT  GS110MG / 11'  18g〜100g/12LB〜40LB
とても頑丈かつパワフルなロッドで80g前後のジグを投げてもブレもしませんし少々の魚にはビクとも
しません♪  そして写真右はReel : Penn/5500SS と7500SS
5500SSは若干ラインキャパも少なくロッドとのバランスが悪く感じもしますが
私の様に磯からチョイ投げするには丁度良いタックルなんですね
ハンドルをCCMのパワ〜ハンドルに替えラインロ〜ラ〜を変更しスプールを加工したものです。
Reelに関しての詳細は■ BIG GAME ■のCornerに記載しておりますのでご参考に…

ラインはナイロンとPEをそれぞれ1個づつ巻いてあり、ナイロンは20LB〜30LB / PEはいつも3号を
そしてショックリ〜ダ〜として1ヒロ〜2ヒロ程60LBを石垣島"Fisherman"(鈴木文雄氏)のFisherman knot
で連結させています。勿論、過去に一度もスッポ抜けた事は無く信頼出来る結束です。

  
写真左はルア〜用に使ってるスイベルなんですが、最近は変りましたネ(^^;
今は写真右の様なフックを使う為、直接ルア〜にフックは付けず、この様に付けて使用するんです。
写真中央は私が普段使ってるLureの一部でジグに関しては60g〜90gを多用します。







こちらは私が垂らし釣りに使う道具です。 写真は竿:これは石鯛竿なんですが5〜6年前に購入した竿を
使用しています。Daiwa社製「HZ手持ち豪海」その名の通り手持ち用の竿なので柔らかく、そして
軽いってのが特徴で持っていてもそれほど疲れません、ですから垂らし釣りに使ってるんです。
よく神津で見かけるのは5号竿なんかを改良してたりもしますが私はコレ!
それにセットするリ〜ルです。 ABU9000CL
こちらはパワ〜ハンドルを付けています。 道糸はナイロンの30号を巻いております。

 
写真左は見ての通りオモリです(^^)
潮の速さによって当然使い分けますがだいたい20〜30号の中通しオモリを使用。
写真右はハリス部分からの仕掛けです、私の場合はワイヤ〜#37番19本撚りを使用、ハリは石鯛ハリの
13〜15号を主に使います。ワイロンは心細いので現在は使用しません。
首振り+圧着スリ〜ブ止めで最後は暖めると縮むビニ〜ル(名前忘れた)でワイヤ〜の端を止めます。
コマセとしてイワシのブツ(BM)を使用するんですが1日の釣りでおおむね30〜100kg
1箱10kgですんで3〜10箱を磯に持って行きます(これ結構大変な上にお金かかります)
その時の釣行人数によってコマセの量は当然変わって来ます
刺しエサはコマセからも取れるんですが塩漬けになってるきれいなイワシも用意されてるので
どちらでもOKかと思います。   出来るだけ磯に仕掛けが張り付いている形が好ましく
潮の影響で刺しエサがゆらゆらしてそうな時はワイヤ〜も替えたりして状況に合わせる事が肝心です。



[ HOME ]