え〜っとですね、まず始めに「やってしまいました!玉砕です。」
周りの方々から「今は良いよ!」「今しか無いでしょ!」ってな後押しもあって
山形釣行…予定時期を早めて5/20〜5/22の日程で庄内磯は小波渡「四つ島」へと
釣行して来たんですが…恐るべし結果が待ってました!!!
言い訳は数あれど…もう何も申しません。「下手」なんですきっと...(汗
しかしながら折角デジカメを携帯していたので「釣行記」というよりも「旅日記」
と思って暇な方はお付き合い下さいませ!(涙

 
5/20東京から約500kmも離れた山形県鶴岡市へ車を走らせ…
5月も終わりだと言うのに「月山」の山並みにはまだ雪、「おおおっ!」なんて
感動しながら一路鶴岡へ5時間走行!

  
やって参りました俳人「松尾 芭蕉」もこよなく愛したという山形県の庄内平野と日本海です!


小波渡の港からいよいよ「勝丸」に乗って"四つ島"へ…

 
写真左は四つ島の代表的な島「灯台」です。
写真右はその横に並ぶ「中の島」・「大島」の各磯で、初日はこの中の島にて
竿を出したんですが昼から夜7時まで竿を出したにも関わらず釣れたのは
3人併せて「ボラ・メバル・クサフグ」しかもこの3尾のみ…
この頃は既に明日への不安を各自抱えておりまして、まぁなるようになれってな
感じで諦めていたんですけど、帰りの船内で「明日は何時ですか?」と渡船時間を
訊ね余計やる気が…
なんと今時期の日本海は日が長い! そしてここの渡船屋だけなんでしょうけど
朝4時出船で撤収は夜7時…15時間です。

※しかしながら、この勝丸さん我々には想像つかない程、融通の利く渡船屋さんで
1日¥3000払えば何度磯替えしてもOKなうえにトイレに行きたくなったら
電話で呼ぶとすぐに駆けつけてくれるんです!
しかも朝マズメに釣りをして仕事に出掛けて昼休みに竿出して、今度は仕事が
終わってから竿を出しても、ななななんと1日分の¥3000のみ!
普段、伊豆半島で釣りをしてる我々には考えられません!
勿論、幾ら融通が利くといったって「タバコ買うから迎えに来て」とか
そんな事は流石に言いません、トイレもある程度は我慢して何かの用で船が近くに来た時や
食事なんかも皆がまとまった時に船を呼んだりとそれなりに気は遣いますけど
兎にも角にもこんな便利な渡船屋さんは初めての経験でした。

 
写真左は灯台裏手にある一級磯「馬かじり」です。
そして写真右は大島の「ハナレ」
ともにこの四つ島の中では超がつく一級磯なんです。
ハナレに渡礁してる2人は今回お世話になったAKIRA君(右)と謎の会長さん(左)
この超一級磯を翌日は両方とも独占させていただいたんですが
下り潮の速さが半端じゃなく、どちらの潮でも対応出来ると言われてる
馬かじりでさえ船長が「こりゃ話にならん!」と言う程…
潮下のハナレは唯一対応出来る潮だったんですが、今度はam8:00頃から
突如として流れ込んで来た笹川(?)からの超濁流により「あっ」と言う間に
海は真ミドリ色に…少々の濁りはなんて思ったんですけど
元々澄み切ってる海に生息してる彼等にとっては良い条件にはならず
全く口を使ってくれません! なんとこの日も「ボラX2尾」のみ
そして涙の納竿となりました…一体何しに来たんだろう?って感じなのです。

  
こうなりゃ美味いものでも胃に収めないと納得出来無いって話で
一行は「湯野浜温泉」へ…「満光園」にて温泉に浸かって疲れを癒したのであります。
写真右端は酒粕をベ〜スとしてる「きりぞえ」さんの樽ラ〜メン
酒蔵「竹の露」の酒粕を使用してるらしく鶴岡じゃ有名!…美味いですよ♪


最終日はいい加減釣りもやる気が失せてもう朝から観光っすねってなノリ
もう有名な霊峰「出羽三山」があるんですから大漁祈願とお祓いでもするか…
みたいな雰囲気で早速、車で唯一行ける「羽黒山」に向かうんですが途中に
何やら怪しい心霊スポットがあるらしいので我々も「俗ブリ」を発揮!(汗

このトンネルが地元でも評判だとか…
何やら「加茂隧道」とある文字の周りに何かが見えるとか見えないとか…

更に主要部分拡大はトンネルをクリック!
※画像をきれいに表示する為、少々重いですのでご理解を…

 
写真左は羽黒山へと続く羽黒バイパスにある巨大な大鳥居です。
そして右は出羽三山神社の入り口にある鳥居。

  
写真中央は出羽三山神社の三神合祭殿
月山、湯殿山、羽黒山の三つの神を祭ってあります。何故かというと月山と湯殿山は
冬の間雪が多く参拝が不可能なため羽黒山の出羽三山神社に一緒に祭ってあるらしいです。
羽黒隋神門から山頂までの参道は2446段の石段が続き、その両側に立派な杉並木が続いて
国の特別天然記念物に指定されています。
写真右はその参拝最中に発見したヘビ…何やら縁起が良さそう♪

 
その出羽三山神社(羽黒山神社)に登る参道にあるこの巨大な五重の塔は
東北では最古の塔といわれ、平将門の創建と伝えらているんだそうです。
昭和41年に国の指定文化財「国宝」に指定されています。



こちらは出羽三山神社のものではないのですが
出羽三山のひとつ「湯殿山」で修行し即身仏になられた「鉄竜海上人」です。
鶴岡ICにほど近い「南岳寺」に祀られているもので東北に
6体ある即身仏のうちのひとつらしいです。
全国各地を巡り衆生済度に勤め55歳に至り、宗祖弘法大師様の
「入定留身して後の世の人々を済度せん」
との誓願のもとに大願を発し湯殿山仙人沢に山籠し、寒暑1枚の白衣に身を包み
1千日の五穀・十穀断ちの木食行を、また災厄消除等の修行をし、ついに胎蔵界大日如来
の加護のもとに大願を成就し即身仏となられ宗祖大師様と同じ62歳にて明治元年
8月8日に入寂されたそうです。
また昭和31年に火災にあうも不思議とご本尊様とともに尊像は安泰だった
という話も伝わっています…不思議ですねぇ。

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結局、釣りよりも観光がメインになってしまいましたけど
なんだか色んなとこが見れて楽しかったです…っておいおい、こんなんで良いのか???
※取り敢えずこれに懲りずに来年も遠征計画考えています大漁祈願もしてきたし♪


ご協力有難う御座いました…
磯渡船 勝丸…0235-73-2839
真言宗 智山派・修行山 南岳寺…0235-23-5054
出羽三山神社(羽黒山神社)…0235-62-2355
鶴岡・酒粕樽ラ〜メン「きりぞえ」…0235-23-2395
湯野浜温泉 ホテル満光園…0235-75-2227  満光園さんのHPはこちら