
う、美しい…八丈の凪の海に月の光が私の曲がらない竿を優しく照らしてくれました。
あぁ…お月様、このまま私を釣りとは無関係な世界に導いて下さいませ…。

八丈小島に陽が暮れます…
堤防san曰く…これからがお楽しみタイム! チャンス到来か!?

はい、何事もなく朝日を迎えました…チ〜ン♪
私のBEST SHOTです、なんだか八丈島ばかり褒めてるみたいですけど
素人の私がデジカメで撮ってもこんなにきれいに写ってしまうほど
この島の海と空が演出してくれるんですねぇ…
さて…写真撮影の"かたわら"にやってきた釣りを少々、ご紹介致します(苦
まずは、今回何から何までお世話になった堤防さんのご紹介
巨魚研の方々は皆さんご存知とは思いますが本当に色々教わりました
堤防さんの写真はこちらをクリック
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初日
八丈到着後、堤防さんと連絡を取りお昼を同席させて頂きました。
なんと、入ったソバ屋がお盆でえらい混んでまして注文した品が出て来たのが1時間後…
その後、私は一旦宿に戻り夜釣りの準備をして八重根堤防で待ち合わせ
いよいよ初挑戦のモロコ釣りで覚える事がいっぱいでした
堤防さんと、後から合流したエイさん両名に教わりながら竿を出したんですが
なかなか魚信がありません…そこへ堤防さんの優しい一言
「あ〜折角だし離島さんに釣って貰いたいなぁ…」
(なんて優しい方なんだ…)
「…エイ」
(えっ?…エイっすか!)
「取り敢えず初挑戦なんだから、まずはエイの洗礼を受けなきゃ!」
(そ、そんなもんなんすかねぇ.....。)
そんな会話の中、突如私の竿に魚信が…
ちょっと巻いてみたとたん、もの凄い勢いで竿が曲がります!
な、なんじゃこりゃ? う、うおおおおお…
と、その時 堤防さんから借りていた最強LARK車止使用の竿尻が
私のミスでしっかりはまって無く「バコッ」っと外れ夜中の堤防を引きずられ
危うく…こ・恐いっす
ちょっと冷静さを失いかけてた頃、エイさんが「こっちの竿受けにはめて!」
言われた通りにはめてやっと糸を巻き始めた途端、「プンッ」と竿が跳ねました
ラインブレイク…
そして直後、一体何処で見ていたのか大鵬さんから堤防さん宛に電話が!
大:「うはははは…離島さん、どうですかエイの引きは?(笑」
(・・・・・・・・・・・・・・。)
堤:「離島さん、ちょっと腰引けてましたよ、うひゃひゃひゃ…」
(・・・・・・・・・・・・・・。)
ちなみにこの時、私が使っていた仕掛けは 何と釣具店で売っていた
「クエ用仕掛け」¥1000-
一応、どんな仕掛けなのか自分で研究しようと試しに買ってみた物。
惹かれ文句が「破断力 135kg 」 …嘘つけ!!
なんとワイヤ〜がスリ〜ブ止の部分から切断されてました
135 135 135kg…うむ、その1/3も力が加わってないぞ、おい。
やっぱり、こんな売ってる仕掛けじゃ話にならんと思いつつ
その日は仕事が終わってから島に飛んで一睡もせずに夜釣り突入だった為
疲労と睡魔が襲い既に限界値に…。
申し訳ないなぁと感じながらも明日に備え先にあがらせて頂きました。
きっと、堤防さんとエイさんはやる気の無い人だと思ったに違いない(汗
二日目
泥睡したせいか何故かスッキリな朝のお目覚め!
「よっしゃ! 今日はやったる!」ってな気合で部屋を出た瞬間
もの凄い暑さ…ク〜ラ〜に飲料水をふんだんに詰め準備万端
しかも昨夜、堤防さんに頂いた仕掛けと同じ物を沢山作りもう言う事なし!
でも堤防でのスタイルはこんなお気楽気分…これじゃ魚も喰わんな↓

実は前日、5〜10kgクラスのカンパチが足元を数尾うろついていた為、日中は
泳がせ釣りをしてみたんですが…いえ、正確には泳がせ釣りをしようと
思ったんですが朝6:00から夕方5:00までムロアジが一尾たりとも釣れず
死に餌を流してみたが一度もあたらない。これには泣けました
結局終日ムロアジは釣れず堤防さんと連絡を取ったところ
今夜は藍ケ江港でチャレンジするとの事
私が島に入る前日、堤防さんはこの藍ケ江港にて100号のシ〜ハンタ〜を
ブッタ切られており、さしずめその雪辱戦といった感じ。
ご挨拶がてら顔を出すとエイさんとご一緒に竿を出しておられました
近寄るといきなり…
「これどうしよう?…」と左脹脛(ふくらはぎ)を指さしている
ん? と見てみると、な・なんとサビキのハリが刺さっているではないか!(痛タ…
「離島さん、釣りは半ズボンは絶対だめだよ!」
って…説得力ありすぎだし。
私は八重根に戻って釣りを再開
| 堤防さんの竿受けをお借りして この様に竿を出し、かたわらで 餌となるサバ(ゴマサバ)を釣る。 まぁ兎に角、昼とは打って変わって 入れ喰いで餌分を確保したら 超細仕掛けで遊んでました ところが…そのサバに何かが喰った みたいで、40cm級のサバ君と戯れて いると突如、強烈なアタリで秒殺… こっちじゃなくて向こうの竿に掛かれよ と私は言いたい。 で、肝心の竿はウツボとやはり…エイ この日も2尾のエイと格闘し少々慣れた …かな?(爆 |
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三日目
この日は堤防さんが帰ってしまい代わりに"キバリン"君が登場
取り敢えずはツ〜ショット写真

写真左がキバリン
彼は男兄弟三人で八丈入りしたのだが…この兄弟が凄い!
なんと表現するべきなのか・・・
「底物(石物を含む)タフネス3兄弟」
もうね、羨ましいくらいに仲が良くて全員釣りが好きでパワフルなんですな。
兄弟揃って9/0だの12/0だのを振り回している姿は圧巻です。
しかも兄弟全員、礼儀正しく育ちが伺えます。
この日は昼間、藍ケ江で夕方から八重根へ…
藍ケ江では早速、八丈でのお初、エイとご対面。
100号の竿に12/0、ナイロン100号で片手でエイ浮かせてました(汗


巨魚の魚信を待つ"男"キバリン
この日もやはり巨魚からのアタリは無く明日の事も考えPM10:30に撤収。
四日目
キバリン兄弟は八丈小島へ向かい渡船
私は真夏の八丈の磯で過去に痛い目に遭ってるうえに
3日分の疲れも溜まりこりゃ磯の陽射しに耐えられそうもなく断念。
磯での照り返しは堤防の比じゃなく半端じゃなく暑い…
16日に帰る予定だったが帰りの航空券を取らず(取れず)に行ってしまった為
台風接近も考え明日は恐らくチケットが取れない可能性も出てきたので
急遽、15日にキャンセル待ち
3便を予約する事が出来、帰って来てしまったのである。
二日目の早朝と三日目の朝8:00近くに、このHPで知り合った
「初心者」さんとお会いしようと底土港に立ち寄ったんですが残念ながら
タイミング悪くお会い出来ずでした。

次回は是非、ご一緒に竿を出しましょう!
それから現場におられたのに判らなかった「いのしん」さん
声掛けて下さいよぉ…恐くないですから(爆
最後に一の根にてメガトン級の「エイ」と格闘中のキバリンの勇姿を…

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